蛇の道は蛇の目傘

アルファロメオSZとの日々を綴りながら、たまに音楽制作現場のお話などなど。147TSは実家に預け中。

 

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なりたかったもの、なれたもの


Edit Category 音楽のお仕事

古本屋で、福田利子著「吉原はこんな所でございました―廓の女たちの昭和史」(主婦と生活社)を購入。新吉原の引手茶屋「松葉屋」へ3歳で養女として貰われてきた著者が、内側から見た吉原遊郭を思い出語りする本書。ちなみに著者は先年亡くなりましたが、はとバスの「花魁ショー」を仕掛けた方。その方面では物凄く有名ですね。

さて、場所が場所だけに、「吉原炎上」「さくらん」みたいな男女の愛憎劇を描く作品が多かったり、江戸風俗史の視点からの研究本が主流の中、本書は独特のポジションを占めていて、それらでも取り上げられているであろう風物を「私はこう思って見ていた」と感想を交えて語る本書の価値は計り知れない。
ま、見方が一面的にはなるんだろうけど……


つらつらと読みながら思ったのは、我ながら芸能史・風俗史が好きだね~と言うこと。

例えば非常の民として町人農民から身分を画された芸能民あたり、今の自分の仕事でも有るのでシンパシーを感じるし、長い芸能史の中で先人が積み重ねて来た経験やノウハウから教えられる事は実はとても多んですよ。

芸を磨いて、人に喜んで貰う。
物凄くプリミティブだからこそ、沢山の思惑が渦巻く不思議な世界。
友達に「華やかで良いな」と言われた事が有ります。
親に「芸能なんて怖いから辞めてくれ」と言われた事が有ります。
面接で「君のこれまでの仕事は虚業じゃないか」と言われた事が有ります。


でも、
歌手が、
役者が、
作詞家が、
作曲家が、
エンジニアが、
マネージャーが、
お店が、
編集部が、
全ての裏方が、


お客さんが喜ぶ顔を見たくて寝食削って頑張る、芸能の世界が大好きです。そう言う気持ちを持った人と仕事をしたいなあ。時代も何も違うけど、僕にとっての吉原遊郭は芸能史の一部なのです。

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プロフィール

wkbyc

Author:wkbyc
楽器も弾けないのに、都内の出版社で音楽プロデュースを生業にする非自営業。会社と自宅とスタジオを行ったり来たり。
プレッソV6→164(SOHC)→WRX wagon→Beat→164(DOHC)→147(TS)でいったん途切れていたクルマ趣味が、2014年に購入したSZで再開。
あとたまにサバゲに行きます。

 
 
 
 
 


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